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AI時代の変化に負けない経営者について

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国際行政書士 岩上真也
AI時代の組織設計コンサルティング / 経営思考の伴走者

経営者が抱える「言葉にならない違和感」を、問いとして言語化。 AIを思考の拡張とし、組織の「空気」と「構造」を再設計することで、事業の本質的な成長と、社員が「ここにいていい」と感じられる未来を共創します。 外資系企業の設立・ビザサポートから、会計・経営・AI戦略まで幅広く支援。

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AI時代の変化に負けない経営者について|ラプロユアコンサルティング事務所 代表コラム
AI時代の変化に負けない経営者について
こんにちは、ラプロユアコンサルティング事務所 代表の岩上です。
「気づいたら、AIに仕事を奪われていた――」
最近、そんな声を本当によく耳にします。

今、AIや自動化という言葉がテレビやネットを賑わせ、昨日まで「人間にしかできない」と信じられていた業務も、あっという間に“プログラム”へと姿を変えています。
会議での議事録作成も、英語メールの翻訳も、経営分析も。たしかに「便利」だけれど、ふと心に浮かぶ不安。「自分の存在価値は、これから先どうなるのだろう?」

今日は、そんな“AI時代の荒波”をどう生き抜くか?
実際に現場で経営者たちと向き合い続けてきた私、岩上が「変化に負けない経営」の本質について、じっくり語ってみたいと思います。
AIの進化に怯える日々から一歩抜け出すヒントを、一緒に探してみませんか?

◆「AIで仕事がなくなる」…本当に怖いのは“何”なのか?

テレビやSNSでは、「AIが人の仕事を奪う」というニュースが連日流れています。
事実、行政書士業界でもAIが契約書や申請書のドラフト作成、法律情報の調査を驚くほど速くこなしてくれるようになりました。

ただ、それだけではありません。
最近あるクライアント経営者と雑談していたとき、ふと彼が「AIが優秀なのは認めるけれど、正直、自分の“経営者としての意味”が揺らいでいる」とポツリ。

この感覚――「技術ではなく、“自分”が必要とされなくなる恐怖」こそが、AI時代の本当の課題なのではないか、と私は考えています。

もしかしたら、あなたも同じ問いを持っているかもしれません。
変化に巻き込まれるたび、私たちは「置いていかれる」恐怖と向き合うことになります。
けれど、その恐怖をきちんと“言葉”にしてみることで、はじめて「自分だけじゃない」と気づくことができるのです。

実際、行政書士事務所にも「AIに負けない自分でいるには、どうしたらいいですか?」というご相談が増えています。
一人で悩まず、“問い”を共有できる仲間がいること。それだけでも、時代の波に呑み込まれないための大きな力になる、と私は思うのです。

◆AI時代に「負けない経営者」が共通して持つもの

AI時代の「勝ち組」は、どこか特別な才能や情報力を持っている人たち――本当にそうでしょうか?
実は、私がこれまで多くの企業オーナー、外国人経営者、現場の中小企業の社長さんと関わる中で、「変化に負けない経営者」には、決してブレない“芯”のようなものがあると気づきました。

それは、「自分が、なぜ経営しているのか」という問いを、時代の変化の中でも問い直し続けていること。
例えばある外国人オーナーの話。日本の伝統産業にチャレンジしながらも、AI翻訳やロボット導入の波に「自分の役割って何だろう?」と何度も迷い、悩み続けたそうです。
しかし彼は、現場スタッフと一緒に夜遅くまで残って議論し、「自分はこの町の人たちの笑顔のためにやっている」と再確認することができた、と話してくれました。

「AIにはできない、“人と人”の意味や空気を作る力」──
これこそが時代がどれだけ変化しても、経営者が持ち続けるべき最大の武器なのです。

また、国内の中小企業の社長さんの事例。コロナ禍で業績が大きく落ち込み、加えて業務の自動化が加速。「自分にできることは何も残らないのでは」と絶望しかけた瞬間、「それでも、お客様から“ありがとう”を直接聞ける自分でいたい」という思いがふと蘇ったそうです。
そして、社員一人ひとりと“なぜ自分たちはこの仕事をやるのか”を徹底的に語り合い、危機を乗り越えた――そんなストーリーも、私は現場で何度も目にしてきました。

時代の変化は、経営者から「作業」や「型」を奪うかもしれません。
でも、“問い続けること”だけは、絶対に誰にも奪えない。
その問いに答える力こそが、「AI時代に負けない経営者」を育てると、私は本気で思います。

◆AIの波を「敵」にしない。自分らしい“使い方”を見つける力

ここまでの話を聞くと、「やっぱりAIは怖い」と感じる方もいるかもしれません。
けれど、AIは敵ではありません。むしろ「どう使いこなすか?」を自分で決めることができれば、これほど頼もしい味方はありません。

例えば私自身、行政書士として書類作成や調査の効率がAIで何倍にもなった一方で、最初は「これ、全部機械任せでいいのか?」と悩みもしました。
ですが、ある案件でAIが“答えを出せなかった”とき、「ここからが“人間の仕事”だ」と感じた瞬間がありました。
それは、お客様が抱える「本音の不安」や「ちょっとした違和感」に、AIは気づくことができなかったからです。

AIにできることは、「正解が決まっている」世界の最適化や自動化。
でも、ビジネスには「正解のない問い」や、「現場でしか見えない揺れ」が必ずあります。
たとえば、外国人経営者の方が、日本独自の商習慣や暗黙のルールに戸惑ったとき。どんなに優秀なAIでも、まだ「人の顔色」や「空気」を完全に読み取ることはできません。

私のクライアントの一人は、AI自動翻訳を使いこなしつつ、「最後の詰め」は必ず自分の言葉でスタッフに伝えるそうです。なぜなら、「日本語の“間”や“あいまいさ”」に宿る“信頼感”は、まだまだ人間にしか出せないから、と語ってくれました。

“AI時代の経営者”に本当に必要なのは、「AIを使い倒しつつ、“自分らしい判断”や“人にしかできない仕事”を大切にする」柔軟さだと、私は思います。

◆失敗から始まる「AI時代の成長物語」──リアルな現場の声より

AI時代の経営について語るとき、つい“成功例”ばかりを並べてしまいがちです。
でも、本当に大切なのは「失敗」や「戸惑い」にどう向き合うか。
実は、私自身もAI導入で大失敗した経験があります。

ある時、定型業務の完全自動化を目指して新しいAIシステムを導入。最初はうまくいっていたのですが、トラブル発生時の“判断”や“現場との調整”で、AIの提案通りに動いた結果、クレームが倍増。
「便利さ」だけに目を奪われて、お客様の「不安」や「不満」が“数字”に現れるまで気づけませんでした。

その失敗をきっかけに、スタッフやお客様ととことん話し合いを重ね、「機械にできない、人間ならではの“余白”や“クッション”をどう作るか?」を徹底的に見直しました。
結果、以前よりもコミュニケーション量は増えたものの、「やっぱり岩上さんが最後に見てくれると安心する」と声をもらえるように。

つまり、「AIがあるからこそ、“人間らしい対応”の価値がさらに高まる」ということなのです。
失敗や揺れを経験した経営者こそが、AI時代に最も強く、しなやかに進化できる。私はそう信じています。

──失敗を恐れず、“自分の弱さ”も経営に活かす。 それがAI時代に「変化に負けない経営者」になるための最大のヒントです。

◆「AI時代」の本当の問い──あなたは何を大切にしますか?

最後に、こんな問いを投げかけたいと思います。

「AI時代、あなたにしかできない“価値”って、何だと思いますか?」

答えは人それぞれ違って当然です。
でも、私はこう考えます。AIがどれだけ進化しても、「人を理解し、悩みや違和感に寄り添う力」「失敗や不安を言葉にして、一緒に乗り越える姿勢」は、これからも絶対に色あせません。

特に、これから日本でチャレンジする外国人経営者の方へ。言葉も文化も違う中で、「あなたの“問い”に一緒に悩んでくれる仲間」や「自分らしい経営の軸」を持ち続けることが、一番の強みになります。

どんな時代でも、“人が人として大切にされる”組織やサービスは必ず残ります。AIを使い倒すことも大切ですが、「あなた自身の問い」「誰かの悩みに耳を傾けること」も同じくらい大切にしていきたいですね。
今日のひとこと:
「AI時代の変化は止まりません。でも、“あなた自身の問い”と“人へのまなざし”は、どんな時代でも必ず価値を生み続けます。」
またお会いしましょう。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
これからも、悩みや戸惑いを“問い”に変え、共に成長していきましょう。

(AIの使い方、経営の悩み、どんな小さなことでもラプロユアコンサルティング事務所までお気軽にご相談ください。あなたの問いに全力で寄り添います)

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